プロンプトの強調・弱め(重み付け)の書き方
「笑顔がもう少しほしい」「背景が主張しすぎる」——そんなときは、語ごとに効きの強さ(重み)を変えます。書き方はツールによって違うので、使っているツールの欄を見てください。
Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111・Forge など)
| 書き方 | 意味 | 強さ |
|---|---|---|
(smile:1.3) | 数値で指定(いちばんわかりやすい) | 1.3倍 |
(smile) | カッコ1つで少し強調 | 1.1倍 |
((smile)) | カッコを重ねるとさらに強調 | 1.21倍(1.1×1.1) |
[smile] | 角カッコで少し弱める | 約0.91倍(1÷1.1) |
(smile:0.7) | 1より小さい数値で弱める | 0.7倍 |
複数の語をまとめて強調することもできます:(white blouse, jeans:1.2)
ComfyUI
ComfyUI でも (smile:1.2) のように数値で強さを指定できます。弱めたいときも (smile:0.8) のように数値で書くのが確実です。
NovelAI
NovelAI では波カッコ {smile} で強調、角カッコ [smile] で弱めます。1組あたりの変化は約1.05倍と小さめなので、{{smile}} のように重ねて調整します。新しいモデルでは数値で重みを指定する書き方も使えるので、公式の説明もあわせて確認してください。
Midjourney・にじジャーニー
Midjourney 系では、:: のあとに数値を書いて語ごとの比重を変えます(例:cat::2 dog)。描いてほしくないものは --no で指定します。カンマ区切りのタグより、文章で説明するほうが向いているモデルです。
数値の目安
- 1.1〜1.3:まずはこの範囲で。少し足りないものを補う程度に効きます。
- 1.4〜1.5:はっきり出したいとき。ほかの要素が弱くなりやすくなります。
- 1.5より大きい:色が濃くなりすぎたり、形が崩れたりしやすいので、ほかの方法(語を前に移す・言い換える)を先に試します。
- 0.5〜0.9:主張しすぎる要素を控えめにしたいとき。完全に消したいならネガティブプロンプトに入れます。
強調しすぎたときの症状と直し方
- 色がどぎつい・塗りがつぶれる:数値を下げる。強調している語を減らす。
- ほかの指定が無視される:強調はほかの語を相対的に弱めます。全部を強調すると、結局どれも強調していないのと同じになります。
- 同じものがいくつも出る(リボンだらけ など):数値を1.2以下に下げる。
カッコそのものを含むタグの書き方
キャラクター名のタグなど、語の中にカッコがあるときは、カッコが「強調」と読まれないように前にバックスラッシュ(日本語キーボードでは ¥ キーで入力する記号)を付けます。
name \(series\)
強調する前に試したいこと
強調はあくまで微調整です。指定が効かないときは、まず語を前に移す・同じ意味の別の語に変える・意味がぶつかる語を消す、を試してください。辞典の各プロンプトのページには、同じ小分類の言い換え候補が並んでいます。